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12月, 2021の投稿を表示しています

ハローアディダス

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  今日は上品な猫の絵が描けてよかった、ついでに光もかけたような気がする。光がついでなんて贅沢なはなしだけど。 中学生の技術の授業で作って以来ずっと使っていた枕元の電気スタンドがつかなくなってしまったので、新しい電球をかってきたのに、つかなかった。中身が壊れてしまったらしい。 中学生の自分になおしてほしい。はんだごてとか使っちゃって。ちょうどいい光がない。 あと、 3000 円くらいの靴をかった。駅のスポーツショップで、いつも必ず一番安くて一番普通の白いスニーカーを買う。白い靴はすぐ汚れるので安い方がいいと思って。なんだかお洒落雑誌のお洒落コラムみたいだね。おれたちがお洒落から逃げるには誰もいないところで頭を割ってふらふら空を漂うしかないのに。きれいな光の中で。

うなぎはきみをまっている

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  このあいだ初めて電動自転車に乗った。 1000 円払って、 12 時間。最初だからちょっと安くなった。 あれはすごい、感覚でいうと、魔法のほうきみたいなかんじで、ぐっとひっぱっていくかんじ。下り坂では別にあんまりうごかないのでふつう。あくまでアシストです、というような絶妙な力の入り具合でうごくのですごくスピードがでるわけではない。なにかでもこう人間的なものを感じてちょっと気持ちわるいといえば気持ちわるい気もします。 友達によると、充電が切れるとかなり重くて、とてもこいでいけるものじゃないらしい。 風がかなりさむかったのでこんどはもう少しあったかい季節に借りたい、自転車で行った銭湯であだち充の漫画を 9 巻まで読んでしまった。 あとそういえばこのあいだうなぎの骨がのどにささった。高い弁当で。 自然に 1 日以上抜けないとあんまりよくないらしいので耳鼻科にいく騒ぎになってしまった。 病院の受付でも、骨が刺さったんですと言わなきゃいけなくて、さらにはなんの魚ですかとまで聞かれてしまい、すごく恥ずかしかった。 正直にうなぎですと言いました。 それで見てもらったら、普通には届かないくらい奥のところに刺さっているので、先がワニ口になっている内視鏡を鼻から入れなきゃいけなくて、また大騒ぎみたいになった。自分の中でね。あそこの耳鼻科はやたら看護婦さんが多い。なるべく平気な感じでいようとからだの力を抜いていたんだけど、最後けっこうむせてしまってまた恥ずかしかった。 まあそれで、それにかかったお金が、うなぎ弁当よりも高かったという話です。おわり

夜の怒り

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  さいきんかなり昼夜逆転に悩んでいる。朝は起きていられないのに、夜は全く眠くならない。これは結構きつい。なんできついかというと、夜には空いている店がないからだと思う。もう少し夜でもいろいろなことができたら安心して生活できる気がする。 ( バッティングセンターとかペットショップとか、ユニクロとか ) できることが限られてしまうし、友だちも起きてないし、人が少ないのはいいんだけどね。好きな人たちだけ起きてればいいのにね。 それで、今日もあんまりだったんだけど、夜に小さめのピザを食べたおかげでちょっと眠くなって、これは逃すまいと、さっさと歯を磨いて好きなラジオをかけて横になったら、寝れた。 そこでしかし、頭のおかしい母親が謎に部屋に入ってきて、さらにしつこく意味もなく声をかけてきたせいで眠気はすっかり勢いよく逃げて行ってしまった。これはもうほんとに僕が最近で一番腹が立ったことです。 一度逃げて行った眠気は簡単には帰ってきません。みなさんも気をつけましょう。 そこからは仕方ないので、ヤクルトの期待の若手の動画をいろいろ見ていました。

世界の果てのバッティングセンター

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 順番少し前後します(店員さんのよう) このあいだ絵を教えるバイトに行ったら、 1 人しかいない生徒が休みになったので、そのあたりのバッティングセンターを探して行ってみた。  近くに牧場かなにかがあるせいかすごくくさかったけど、バッティングは一回 100 円で、今まで見たどこよりも安かった。誰もいないし、機械はボロボロで廃墟のようだし、だだっ広いところにあるからもうほんとに世界の果てのバッティングセンターという感じだった。 正直どんな球が来るかかなり不安だったけど、思ったよりコントロールはまともで、なんかやけにずっしりした球だった。夕方暗くなってくるなか、あの場所の主のようなもの ( 勝手に死神みたいなものを想像してた ) と戦っているような感じだった。  古いバッティングセンターには大体古いゲームセンターがセットになっていて、そこはそこでこわいかんじの人間がウロウロしていた。 そういえばいつもよく行くバッティングセンターではこのところ続けてホームランが出た。 なんだかんだはじめてで、思ってたよりうれしかった。

スキンヘッド

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  卒業式のあと、ホームルームのようなものが終わった後、友だちはそうするのが伝統みたいに、 4 階の窓から飛び降りた。みんな熱に浮かされていて、おかしくなっていた。それにつられたもう 1 人の友だちは、窓から飛び降りる勇気はないものの、階段の一番上から飛び降りたけど、うまくいかなくて、転がって思い切り頭をぶつけてしまった。うずくまるともだちは、心配して駆け寄ると、音楽がききたいといったので、彼のイヤホンを耳にさしてあげた。彼はスキンヘッドだったので簡単だった。 昨日の夢の話。

脱水少女

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  元気なともだちがこのブログを気に入ってくれているらしいので続けます。 青春時代があったかどうかという話。 たとえば時をかける少女のアニメとか、ポカリスウェットのCMとか、 いわゆる青春みたいなやつってたぶん体験してないけど憧れて見てる人の方が多いんじゃないかと思う。そうじゃなかったらすみませんだけど。 なかなか説明しづらいんだけど、まず。 藤岡みなみという人の脱水少女という曲が大好きで、高校生の時によくきいてた。 この曲の歌詞も音も、これこそなんていうかいわゆる青春みたいな感じで、でもそんなのどこにもないこと半分くらい本人もわかって書いてるようなかんじで、そういうのに憧れるための歌詞だと思った。 自分はキラキラした青春を過ごしていないことを自覚しつつも、そういう本を読んだり曲を聴いたりしていたのは、なんだったんだろうと思う。 今日久しぶりにこの曲を聴いて思い出したのは、そういうのに憧れてる高校生の頃の自分で、それってなんだかすごい不毛なことしてるような気もするんだけど、とにかくそれがその時しかできないことのような気がしてた。 そうそう思い返せば、子どもの時は宇宙の壁紙みたいないわゆる子供部屋みたいのに憧れてたし、朝ごはんにケロッグを食べたがって、あとミロで大きく育ちたかった。どれも習慣として。 そんなに遠いわけではないんだけど、でもテレビで普通の人たちをやってるから、とにかく今これをしなくちゃという気持ちでずっといた。 とにかく普通になりたかった。 それはまあ結局よくわからないけど、とにかくいま、そういうありえない青春みたいのをその真っ只中でみていたことを意外と結構うれしく思っている。結構しょぼい高校生だったけど、第二の青春があるみたいで。ちゃんと考えれば虚しいけど、ちゃんと考えなければ大丈夫。 全然まとまってないんだけど、とにかく考えるきっかけになったという話です。つづきがあるかもね。 あとこの人はラジオがめちゃくちゃおもしろくて、ただし北海道でしかきけない。でもいくつかポッドキャストで聞けて、何度も何度も聴いてたんだけど、最近すべてきえてしまった。 トランポリンの話とか、雪虫の話とか。 わすれたくないな。