脱水少女
元気なともだちがこのブログを気に入ってくれているらしいので続けます。
青春時代があったかどうかという話。
たとえば時をかける少女のアニメとか、ポカリスウェットのCMとか、
いわゆる青春みたいなやつってたぶん体験してないけど憧れて見てる人の方が多いんじゃないかと思う。そうじゃなかったらすみませんだけど。
なかなか説明しづらいんだけど、まず。
藤岡みなみという人の脱水少女という曲が大好きで、高校生の時によくきいてた。
この曲の歌詞も音も、これこそなんていうかいわゆる青春みたいな感じで、でもそんなのどこにもないこと半分くらい本人もわかって書いてるようなかんじで、そういうのに憧れるための歌詞だと思った。
自分はキラキラした青春を過ごしていないことを自覚しつつも、そういう本を読んだり曲を聴いたりしていたのは、なんだったんだろうと思う。
今日久しぶりにこの曲を聴いて思い出したのは、そういうのに憧れてる高校生の頃の自分で、それってなんだかすごい不毛なことしてるような気もするんだけど、とにかくそれがその時しかできないことのような気がしてた。
そうそう思い返せば、子どもの時は宇宙の壁紙みたいないわゆる子供部屋みたいのに憧れてたし、朝ごはんにケロッグを食べたがって、あとミロで大きく育ちたかった。どれも習慣として。
そんなに遠いわけではないんだけど、でもテレビで普通の人たちをやってるから、とにかく今これをしなくちゃという気持ちでずっといた。
とにかく普通になりたかった。
それはまあ結局よくわからないけど、とにかくいま、そういうありえない青春みたいのをその真っ只中でみていたことを意外と結構うれしく思っている。結構しょぼい高校生だったけど、第二の青春があるみたいで。ちゃんと考えれば虚しいけど、ちゃんと考えなければ大丈夫。
全然まとまってないんだけど、とにかく考えるきっかけになったという話です。つづきがあるかもね。
あとこの人はラジオがめちゃくちゃおもしろくて、ただし北海道でしかきけない。でもいくつかポッドキャストで聞けて、何度も何度も聴いてたんだけど、最近すべてきえてしまった。
トランポリンの話とか、雪虫の話とか。
わすれたくないな。
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