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アメリカの家

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  ティムバートンの最初の方の映画で、ビートルジュースというのがあって、それの続編、ビートルジュースビートルジュースというのがやるらしい、ずっと前にビートルジュースをみて、なんとなくおもしろかった記憶がったから良かったので楽しみにしていた。 駅から会社に行く途中に毎日スーパーの中を通るんだけど、そこはみんなの通り道になっていて、それで本当にいいのかとはいつも思うんだけど、みんな通ってるし、夏は涼しくてありがたいし、だから今更ダメですと言われてもたぶんもう引き返せないことでしょう。 その中の一角に、ペットボトルのイチオシの飲み物が置いてあるところがあって、なんとビートルジュースのジュースが売っていた。 大量のペットボトルのひとつひとつ、ビートルジュースの顔が描いてあって、これはと思って一本だけ買った。 味は普通だったけど、ビートルジュースっぽい気がした。 気分も盛り上がって、休みの日に映画館に観に行った、映画に期待していることがみんなつまっていて、音楽も映像もよくて、なによりティムバートンの映画の中に出てくる、アメリカの普通の家はすごくなつかしくて、 その日は悪いことばかりだったけど吹き飛ぶくらいすっきりした。 スーパーのビートルジュースは全然売れないまま次の飲み物に変わっていた。全然売れていなかったけど、わりと置いてある期間は長かった方だと思う、ビートルジュースはしぶとい。

ダークリスト

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  少しだけ寝ようと思って寝たら朝の6時になってしまって、それで、やめるか迷ったけど車で実家に帰ることにした。 道が混むのが嫌だから急いで準備して家を出て、高速道路の上で、財布を忘れたことに気づいた。 カードもないし、どうしようもないけど、同じような人はきっといるはずだから(そんなことばっかり)と言い聞かせてとにかく降り口へ向かった。 やっぱり携帯では払えなくて、料金所の呼び出しボタンを押した。スピーカーに向かって事情を説明したら、少しむすっとした感じの、黄色い反射板をつけたおじさんが出てきた。今回はいいですよと言われるのを期待したけど、 そういうことにはならなくて、地下道を通って事務所へ案内された。地下道への入り口は映画のようにパスワードを入力していて、番号が見えてしまった。 地下道は狭くて、こういうところにはもうあまり来ることはないだろうなと思った。 事務所には3人くらいの人がいて、怒られるかなと思っていたけど 向こうの人たちもあまり慣れない手続きみたいで、行ったり来たりしながらバタバタしていた。ここに必要な情報を書いてくださいと言われて、焦って書いていたら名前を書くところを間違えた。 財布もないし名前も間違えて、なんだこいつはとおもったかもしれないけど、その受付の人も間違えて8月のカレンダーを見たりしていて怒られていた。 お金をどうするのか。郵便局で振り込むか、返しに来るか。 帰りの車でまた通るので、その時に返しますと言ったら、今日の夜12時をすぎると、あなたは リストにのってしまい、そうなるとあとあと厄介なことになるかもしれないので、できればそれまでに来てください。といわれた。 帰りはまた最初のおじさんに案内されて地下道を通って車に戻った、今日の夜にはこの辺りで花火大会があるんです、きっと道が混むと言っていた。 ここは24時間やっています、というのが心強かった。 途中で黄色い部品が取れてしまったので拾った。 夜、お金を返しに行ったのはギリギリだった。10分前くらいについて、2000円を払った。すごく喉が渇いてしまって、明らかにあるわけないのに、ここには自販機はありませんか?と聞いたら、ないですけど、お茶があるので、と言って、ペットボトルのお茶とエナジードリンクをおまけにくれた。24時間人がいる場所。 花火大会は全くかぶらず、空いてる道で帰った。

夢の公園

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これも少し前の文章です。 帰り道はすごく長い、 電話をしてると早く感じる 今日は長かった、小さい声で独り言を言いながら帰った 今年中にきっと引っ越すこと、犬がいつか死ぬことを考えていて悲しくなった。 契約の関係で、今年の秋くらいを過ぎてからじゃないと、余計なお金がかかるから引っ越せないと思っていたんだけど、よく調べたらそんな期間はとっくに過ぎていて、いつでも、今すぐにでも引っ越せることがわかった。 駅から遠いとか古いとか、早く引っ越したいとかいろいろ言っていたのに、そうなると急に寂しくなった。 先週、家の近くの公園で友達とキャッチボールをした。 友達がカメラを置いてキャッチボールしているところを撮影していて、それを見てみたら、画面の中はなんだか天国みたいに晴れていて、楽しそうで、感動するくらい綺麗な景色で、そうだ、こういうところに住みたくてここを選んだんだな、と思った。 のんびりするためにここにきたのに、結局忙しい生活になって、離れることになってしまった。 まだ行ってないところもたくさんあるし、綺麗な図書館ですごしたりもしてない。

最後のカレー

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 投稿していない文章が色々出てきたのであげます 前の会社を辞めるときの文章 最後の日、すごく辛いカレーを食べた。 社長はこれを食べれば元気がでる、と言ってたまに頼んでいたけど、本当に辛かった。他の辛いものとは辛さの質が違う。脳に響いてくる。そして確かに元気になる。次の日は必ずお腹が痛くなるけど、しばらく経つと食べたくなってしまう。悪魔みたいな食べ物。 最後だから何にする?と言われて明日から別の仕事だしと思ってちょっと悩んだけど、やっぱりどうせならなるようになれと思ってそれにした。そういうところがある。でもすごくおいしかった。 帰り、いつも行っていたコンビニに寄ってから帰ろうかなと一瞬思ったけど、それはいつもの帰り道じゃないのでやめた。一瞬というか、ほんとはもう少しあったけど、どっちもいいんです、悩んだことが重要なので。

眠気のように

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  バッティングセンターに行く途中にちょっと大きい駐車場があって、休みの日になるとその周りに黄色い旗を振っている人たちが立っている。 家で寝ていたら、夜中なのにインターホンが鳴った。それはずっと繰り返し、わからないけどなにか自分がうるさくしてしまって、隣の人が文句言いに来たのかと思った、怒られたくないから出ないで息を殺していても、ずっと鳴り止まなくて、困っていたら、なぜか部屋のドアがすごい音でドンドンドン、となったところで目が覚めた、すみません夢の話です。起きたら6時半くらいだった。 その音があまりにもリアルで、感覚的に、実際そこでなにか大きな音がしたとしか思えなかった。間近で大きい音がしたっていう身体の感覚、余韻で心臓が鳴っていた。 地震があったんじゃないかと思ったけど情報はでてこなかった。上の人がなにか落としたのかもしれないけど確かめようもないし、ピンポン押して文句言いに行こうかしら。こわかった。 ラジオ聴いてたら、おじいちゃんが100歳になったっていう話をしていて、そういうことを想像してみた。たとえばすごくうまくいって、近所じゃ負けないくらい長生きになっても、自慢したい人たちはもういなくなってるんだと思って、悲しくなった。 むかしクレヨンしんちゃんが昼寝してる時にお父さんの臭い靴下が落ちてきて、夢の中で酷い目にあうシーンがあったんだけど、落ちてくる前から落ちてくるところまで、夢の物語がちゃんと繋がっているのが不思議だった。 帰り道、自分のことだけ考えて歩いてみた、いま自分の目にこの街がどう見えているのか、よくわからなかった。

3月の日記

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ちょっと大人になったからって、ダサい看板をバカにしていませんか、僕はたまにしてしまいますが、小学生のとき、うちの地元に新しいたい焼き屋さんができた。 虹色の大きな看板に、夢のたい焼き屋さんと書いてあって、カスタードとか、チョコとか、見たことない味もあった。車で通った時にそれを見つけて、それがどうしても食べたくて、小学生にとっては家から結構遠かったし、知らない道だったけど、放課後、友達と頑張って、夕方のたぶん秋の暗い道を歩いていくことになった。友達は遠くの場所にくわしかった。前にビデオ屋があったあたりのはず。記憶の中では暗闇の中にたい焼き屋さんがぽつんと浮かんでいるような感じだった。それで、せっかく着いたのにお金が足りなかった。そんなに高いたい焼きじゃないだろうに、どうしてそれくらいちゃんと確認してこなかったんだろうか、友達に貸してもらって、友達と半分ずつ食べたような気がする。友達はサッカー選手になって、僕は27歳になりました。おめでとうございます。

さらば晴れた日

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  もうすぐ表参道での仕事が終わるので、はじめてあのあたりの美容室に行った。いい人だった。何回か書いたかもしれないけど、あの辺の雰囲気が結構好きだった、都会でおしゃれだけど落ち着いていて、いつ行っても晴れている感じがして、涼しくていい匂いがする。 外国人が多くて、表参道の外国人は楽しそうでなんとなく好きです。犬もよくいる。 よく仕事が変わって、そのたびにやっぱり寂しい気持ちになる、 たぶんいつか、もしかしたらずっと先にもここに来ることはあって、その時駅から会社までのこの通り道にさしかかった時に当時のことをすごくなつかしがって、 あのころに戻りたいなんて思うかもしれない、そしたら今ここにいて嫌々会社に向かっている自分は一体、どうしたらいいかわからなくて、少し怖くなった。そしたら目の前に変な木があったことに初めて気づいて写真を撮った。 この近くには信じられないくらい多くの鳥が住んでいる生垣があるらしい。 時間があったので少し散歩した、通ったことなかった道も通った。 特に大きな収穫はなく、美容室の人が教えてくれたタイ料理屋もしまっていた。 この一年は、ぽっかり空いた時間に、寝てるよりいいと思ってふらふらするみたいな、ずっとそんな感じだった。それが逆に良かったかもしれない、気合い入れすぎず。

おどろき顔

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  バッティングセンターのちかくに全然人が入ってないラーメン屋があって、味はものすごく普通で、美味しくないラーメンなんてあんまりないなという気持ちになる。 広くて空いているところが好きなので今日2回目いってみたけど、今度は他に誰もいなかった。 こないだきた時もそうだったんだけど、 にんにくとかどうしますか?と聞かれて全部普通でと言ったらなぜかちょっとびっくりしていたのがおもしろかった。 バッティングセンターは混んでてさいあくだった。みんなやさしいんだけど。 昨日の夢では大きな美術館にドラえもんの展示を見に行った、その美術館は駅から直結で、すごく広い地下みたいな道でつながっている。 途中にどこに繋がってるかわからない分岐点があり、途方もなく続いていてこわかった、その近くに大きな中華屋があって、そういえばここ来たことあるな、美味しかったんだといって入った。 うまく思い出せたら、できる範囲で絵に描いてみたい。食べる前に目が覚めた。相変わらず文章がうまく書けない。