Gold Rush
そういえばここで全くお知らせをしてなかったけど、地元で本や絵の展示をしました。とりあえず無事終わり、まあ成功も失敗もないけど、大きく損して借金を抱えることもなく終わりました。
もちろん人の手を借りてはいるけど、自分の場所で、自分でいろいろと決めて作った空間はそこそこ居心地が良く、最近あんまり人と関わるのがめんどくさくなっていたけど、そこそこな気分でやり過ごすことができた。
その素敵っぽい場所にはエアコンがないため時々殺人的な暑さを発揮して我々を脅かしたのだけど、扇風機で対策しているうちに期間の1週間はすぐに終わった。まだ暑い日はきっと続くけど、こんなに暑さを実感することはもうないかもね。
とにかく終わった。こういうのが終わることはわりと好きで、いろいろご褒美だとかそういうのばっかり計画してしまうのだけど、最終日の最後の時間には大きな事件が起こるわけでもなく、ちょっとした満足と疲労と暑さからかぼーっとして
なんとなく好きな映画のサントラが頭の中で流れていた、それは主人公が偽のお金を使って大きなお金を稼ぐっていうシーンで流れている曲で、たぶんその映画を見た人ならわかってくれると思うんだけど、展示が終わった自分の気持ちはすごくそれに近いと思って、車で聴いてた。
偽札で自由を手に入れるんだっていう、自分の絵は偽札じゃないけど、でも意外とそういうのに近いのかもね。頭の中でいつの間にか流れている曲は、実はけっこう頼りになったりする。
帰り道、遠くでなってた雷の音を花火に聞き間違えた。そのうち、今年の夏の暑さのことをだれかに大げさに話すんだろうなと思った。たしかめようもないし。
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