大きすぎる建物

 土曜日は本棚を買って友達からソファをもらった。それでも一日中憂鬱で、日曜の朝も変わらなかった。なんとなく携帯を見ていたら面白そうな映画が高崎でやっていて、予定を確認したら今日しか行けないと思い、行ってみることにした。車で片道2時間くらい、でもおれの車はそんなにスピードが出ないのでもう少しかかったと思う。前の日に見た映画の主人公を真似して、たくさん重ね着をして家を出た。

映画にはギリギリ間に合った。いつも不思議なんだけど、どうして図ったようにギリギリになるんだろう。

途中サービスエリアでうどんを食べた、きのこが入っていたので残した。

外は寒くて、まだお腹が空かなかったからもう一本見た。

映画を見終わって、高崎駅の辺りを歩いた。気持ちよかったけどお店はわりと閉まっていて、軽く食べたいと思ってふらっと入ったお店が想像以上に高級な感じで失敗した。ハンバーグを頼んだけど、きのこが入っていたので残した。

帰り、近くにバッティングセンターがあったので行ってみた。広くて誰もいなくていい感じだった、店のおじさんがテレビで暗いニュースを見ていた。

近くに大きすぎる建物があってこわかった、なんていうか車で近づいても近づいてる感じがしなくて、距離感が狂う。とにかく不気味だった。

帰りの車でラジオを聴いていたら、鳥の餌の話をしているところで、化学飼料研究所というのを見つけた。

映画は結構面白かった。短編集。最後のシャブロルの映画、男の子が耳栓をしている間に母親が死んでしまう話が心に残った。







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