シルバーレイク・ストーリー
少しは勉強のためと思って映画を観るようにしていたのが意外と続いている、
好きな映画とかおもしろかった映画はあんまり人に教えたくないんだけど、すごく変な映画があって文章にしたくなった。
少し高級な住宅街に、無理して住んでるちょっと冴えない若者がいる。部屋の窓から大きな綺麗なプールが見える。
向かいには綺麗な女の子とかセレブみたいな人が住んでいて、ドキドキしたりしている。
ある日近所の素敵な女の子と仲良くなるんだけど、それからすぐに突然失踪してしまう。家はもぬけの殻で、意味深な暗号みたいなものが壁に残されている。
なにかに巻き込まれたんじゃないかとちょっと心配になって、名前もしらない女の子を探してみようとすると、思っているより遥かに大きなアメリカの、世の中の闇を知ってしまうことになる。夏の話。
こう書くと結構面白そうなんだけど、
そんなに面白くはないと思います。2時間半は長いし、映像が特に綺麗なわけではないし、なんかA24っぽいし(ここの映画はすぐ意味深でごまかす)、そもそもなんで彼があんないい家に住んでるのかもよくわからない。
全ての出来事がふわふわしていて、起きたら寝汗かいてる長い夏の夢のようで
結局のところ世の中をどこまで深掘りしようと、自分にとっての世界は自分の気持ちでしかないような、そんなメッセージもあるのかないのかわからないようなつかみどころのない話。
ふざけていたり、こわかったり色々と気になるシーンはあるんだけど、なんか全体的にバラバラで、ただその女の子は犬を飼っている、そのことが結構重要なことだった。
最後のシーンでなんか急に悲しくなって泣きそうになった。
すごく思い出したりする映画でもないんだけど、自分が忘れてしまったら世の中から消え去ってしまいそうで、印。
本当は1番人に教えたくないかんじの映画について書いてしまったのかもしれないけど、もうしょうがないです。
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